第4回水田レポート 12月25日(水)
春から始まったお米の授業も、最後の日を迎えました。
お米マイスターの斎藤さんが3種類のお米を持ってきてくださり、どのクラスがどのお米を炊くのかを、各クラスの日直さんがじゃんけんをして決めました。
その結果、1組がコシヒカリ、2組がひとめぼれ(瀬峰農場のお米)、3組がゆめぴりかに決まりました。
はじめに、斎藤さんがおいしいお米の炊き方を丁寧に教えてくださいました。お米のはかり方や研ぎ方について気をつけることを説明しながら、実際にやって見せてくださいました。
斎藤さんが持ってきてくださった、中が見える炊飯器です。
子ども達は、興味深く見学していました。
その後、クラスごとにお米を8合ずつはかり、研いで、分量の水を入れ、炊飯器にセットして炊き始めました。
お米が炊き上がるまで、お米に関する食育のビデオを見ました。
朝ごはんは、心と体のめざまし時計の役割があるので毎日きちんととること、ご飯はパンと比べるとエネルギー効率が約3倍もあることを学びました。
炊飯器から蒸気が上がり、家庭科室はご飯のいい匂いでいっぱいに・・・。どのクラスもご飯がふっくら炊き上がりました。その炊きたてのご飯と持参したお弁当のおかずを、子ども達はおいしそうに食べていました。
鶴の子米は、籾つきで5合でした。斎藤さんが後日精米して持ってきてくださるそうです。
斎藤さん、先生方、季節を通して大変お世話になりました。小さな苗からお米になるまでを自分達で育てるという貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
第3回水田レポート 9月20日(金)
3・4校時に稲刈りをしました。9月19日(木)に予定しておりましたが、お米マイスターの斎藤さんより、前日の雨で稲が濡れていると鎌が入らず危ないということで、一日順延しての収穫となりました。 7月は天候に恵まれず、稲の成長が心配されましたが、よく育っていました。
台風15号の影響で、スズメ除けのネットが倒れてしまいましたが、先生方が立て直してくださいました。
一人ずつ、自分が植えた稲を刈ります。
一株ごとに、スズランテープで結びます。
70~80㎝に成長したコシヒカリです。
1~2週間、稲を物干し竿に掛けて乾燥させます。その後は、脱穀、籾すり、精米。12月のお弁当の日に、みんなで炊きたてのご飯をいただくのが楽しみですね。
第2回水田レポート 5月13日(月)
3・4校時に田植えをしました。今年も、お米マイスターの斎藤さんにご指導いただきました。鶴の子水田のお米作りは、今年で10年目を迎えます。
5年生が均等に苗を植えられるように、斎藤さんが子どもと一緒に印をつけてくださいました。
斎藤さんから、
・苗が浮いてきてしまうと根付かないので、しっかり植える。
・自分で植えた苗を収穫できるように、場所を覚えておく。
など田植えの注意を教わりました。
苗はお米から育ちました。苗の根元には、その時のお米がまだ残っています。
大事そうに苗を持つ子どもたち。
まず土を平らにします。そして、鉛筆を持つように苗を持ち、グイッと深く押し込みます。苗が抜けないように、周りの土を寄せて固めます。
水田の管理は、藻を取り除くことと、草取りと水やりが大事です。「秋まで全員でがんばって、12月のお弁当の日には美味しいお米が食べられますように。」と斎藤さん。
鶴の子と共にすくすくと・・・稲の収穫が楽しみです。
第1回レポート 5月7日(火)
4校時に5年生が代かきをしました。代かきとは、田植えの約1週間前にする準備です。水田に水を入れ、土を踏んだりして、柔らかくし、平らにする作業です。
全員裸足になり水田に入ります。1回目は、一人1本ショベルを持ち、底を持ち上げるようにして土を堀っていきます。
2回目は、よく踏みながら歩きます。
水田におそるおそる入る子、大胆に入る子。「気持ちよかった、気持ち悪いけれど楽しかった・・・」など子どもたちの感想は様々でしたが、皆とてもいい表情をしていました。
水と土がよく混ざり、良い水田になったでしょう。
田植えの日もお天気になりますように。